子宮頸がん予防ワクチン
子宮頸がんワクチンとは
子宮の入り口付近、「子宮頸部(しきゅうけいぶ)」にできるがんを、子宮頸がんといいます。子宮頸がんの予防ワクチンを接種することにより、子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぎ、子宮頸がんを予防します。
HPVにはいくつかの型があることが知られており、サーバリックス、ガーダシルは特に子宮頸がんとの関わりが強いと考えられている 16型・18型によるウイルス感染を予防します。ガーダシルはそれに加えて、6型・11型や尖圭コンジローマ、内腫瘍なども予防できます。
接種するワクチンは、サーバリックス、ガーダシルのどちらを選択することもできますが、ワクチンの種類は接種開始以後、変更することができませんのでご注意ください。
いずれのワクチンも、合計3回の接種が必要です。
現在のすでにHPVの感染がおこってしまっている場合や異形成、子宮頸がんが発症している場合には効果はありません。また、予防接種のため保険適用が無く、現在自費扱いとなっています。
子宮頸がんについて詳細をご覧になりたい方は、以下の子宮頸がん情報サイトをご参照ください。
当院でおこなっている子宮頸がん予防ワクチンの接種について
サーバリックス | ガーダシル | |
接種料金 | 1回16,720円の計3回で、50,160円となります。 公費対象者は無料です。 |
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接種回数 | 半年の間に3回 (3回接種しないと抗体が充分につかず、予防効果が期待できません) |
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1回目→2回目は、1回目の1ヵ月後 2回目→3回目は、1回の6ヶ月後 |
1回目→2回目は、1回目の2ヵ月後 2回目→3回目は、1回の6ヶ月後 |
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接種対象 | 10歳以上の女性 | 9歳以上の女性 |
予防できる HPVの型 |
HPV16型・18型(高リスク型) | HPV16型・18型(高リスク型) HPV6型・11型(低リスク型) |
効能・効果 | ヒトパピローマウイルス16,18型感染に 起因する以下の疾患の予防
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ヒトパピローマウイルス6,11,16,18型感染に 起因する以下の疾患の予防
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説明書 | 説明書〔お子様と保護者の方へ〕 説明書〔成人女性の方へ〕 |
説明書 |
予診票 | サーバリックス接種予診票 | ガーダシル接種予診票 |
公費 対象者 |
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注意事項 |
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子宮頸がん予防ワクチンの公費(無料)接種について
公費対象期間中、横浜市民の方は子宮頸がん予防ワクチンの接種が公費負担(無料)となります。
助成対象は
- 小学校6年生~高校1年生相当の方
です。
【無料で接種する方法】
下記書類をお持ちの上、ご来院をお願いいたします。
- 保護者の健康保険証・運転免許証等の住所・氏名が確認できる書類。母子健康手帳をお持ちの場合はあわせて持参してください。
- すでにワクチン接種を受けている場合は、接種済みの証明書(予診票の控え等)
- 保護者が同伴しない場合は、保護者の同意書※
※予診票(PDF)の「本人(未成年の場合はその保護者)記入欄」へ保護者署名することで代用可能です。